「川辺でのキャンプも危険が付き物です。
今回は 1999年に発生した水難事故を例に危険性について
説明したいと思います。」
玄倉川水難事故
1999年8月14日 神奈川県の玄倉川(くろくらがわ)で起きた水難事故です。
死者13名を出した事故として 当時社会的にも注目された事故でした。
事故の原因が2つあります。
1つ目が
集中豪雨による水量増加で川の水かさが増えた 自然的要因
2つ目が
非難勧告を続けたにも関わらず 無視をした 人的要因
この2つが重なり 大惨事になってしまいました。
では この原因2つに対して対策は出来たのでしょうか?
少し考えてみましょう。
1つ目の集中豪雨
これを予知することが出来なかったのでしょうか?
当時であれば 携帯電話はあったと思いますが
天気を確認できたのか?
最低でもラジオで情報を得る事が出来れば 天候の状態を
知る事が出来たかも知れません。
今だとスマホがありますから 便利ですが
ラジオもあった方が良いかも知れません。
2つ目の避難勧告を無視し続けた事
なぜ 避難勧告を無視し続けたのか?
ちなみに 被害に遭われた方は事故の前日の8月13日からキャンプをしており
雨が強くなり始めたのも13日の時点でした。
その為 避難するように何度も勧告をしましたが
季節はお盆
やっと取れた休みで楽しみにしていたキャンプを満喫していたのでしょう。
その為に無視を続けてしまったのです。
(ただ大半のグループは勧告に従って非難して無事だった。)
確かに 楽しみにしていたキャンプが出来なくなるのは
残念だと思います。反発したい気持ちも分かります。
しかし この水難事故を知って みなさんどう思いましたか?
やっぱり 命が一番大切なのです。
この事故を教訓に気を付けなければいけないと思います。
「これと似たような事例で中州に取り残されたのが他県でもあった事を思い出しました。
あれも指示を無視した若者が招いた事故でしたね。」
「久々に管理人さんだ。
確かに自然は怖いですね。
ベアに憧れるのも良いけど自然を甘く見てはいけませんね・・・」