「これで遊べる台が増えればいいんだけど」
警察庁生活安全局保安課は5月15日、
ホール5団体に対して通知文書「遊技機の不正改造の絶無に向けた更なる取組について」を発出し、
遊技産業健全化推進機構が6月1日から新たに開始する「遊技機性能調査」について理解と協力を求めた。
18日には同・大門雅弘課長補佐が5団体に対して書面内容を説明している。警察庁はそのなかで、遊技くぎを曲げるなどして検定や認定時と異なった遊技性能に変える
悪質な不正改造事案があとを立たない、などとホールの現状を批判し、
特に「大当たり抽選が作動する中央始動口のみを入賞させるよう、一般入賞口に玉が入らない仕様に改造する、
くぎ曲げ行為が懸念される状況にある」と指摘したという。
引用URL:http://www.yugitsushin.jp/news/dantai/%E8%AD%A6%E5%AF%9F%E5%BA%81%E3%81%8C%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%AB5%E5%9B%A3%E4%BD%93%E3%81%AB%E3%80%8C%E9%81%8A%E6%8A%80%E6%A9%9F%E6%80%A7%E8%83%BD%E8%AA%BF%E6%9F%BB%E3%80%8D%E3%81%B8%E3%81%AE%E5%8D%94/
どういう事?簡単にまとめると
パチンコ遊戯台の球が増えるパターンは大きく分けて3種類あります。
・大当たりでアタッカーに入った時
いわゆるメインとなる球を増やす機会ですね。
・デジタルが回る中央始動部(通称ヘソに入った時)
ヘソ入賞による数個の払い出し
・問題の入賞口に入った時
ココは殆ど入らないです。
というか 気にした事無い人も多いかもしれません。
殆ど入らないといいましたが店が閉めてるから入らないのです。
ここに球が入れば 結構な払い出しがあるので 釘が正常なら
球持ちがよくなるのですが普通のお店はココを閉めているのです。
それを当局が
「お前らいい加減にしろよ? 出荷時と明らかにおかしな調整しやがって!
分かってるよね?」
というワケなのです。
現在の状況で
千円当たり平均16回転の台があるとします。
入賞口には もちろん殆ど入りません。
これが今後は正常に戻るとなると・・・
今度はヘソが閉まる可能性があるのです。
入賞口にポンポン球が入ると 平均16回転が19回転とか回る可能性があります。
店としては困るので
今度はヘソを閉めるしかありません。
そういえば ヘソ1個戻しが話題になっていましたが
この件も関係があったのだと思います。
ホール「入賞釘を正常に戻せといわれた!ヘソはこれ以上いじれない!でも儲けたい!どうすればいいニカ?」
メーカ「ヘソの戻しを1個の台を開発しよう!」
ホール「これで ある程度助かる!ホルホルホル♪」
タイトルの良くなったけど悪くなったというのはそういう意味です。
ただ 対策案もあるのです。
入賞口もヘソも良くする方法?
・交換率を下げる
単純に 等価交換から昔の3.0円とか2.5円にすれば良いのです。
・まわるんパチンコシリーズでヘソを閉める
ある程度回してもOKな台を開発する。
スロットはどうなる?
今回はパチンコに対するお店への通達という形でした。
スロットの場合は 店がやるのは設定をいじるくらいなので 特に
指導は無さそうです。
スロの場合は お店側の指導というよりは メーカー側に指導が行きそうですね。
今は裏ROMを使っているお店は無いと思うので。
「これが健全化のキッカケになればいいけど。
どうせ上手くいかないだろうね。」