E-Sportが人気なのでゲーセンの店舗も増えるのかと思ったけど甘かった。

                       


「調べたらパチンコ業界より厳しかった。」

家庭用ゲーム機登場から苦難の業界

86年からのゲームセンターの店舗推移がwikiに載っており、この当時すでに
家庭用のファミコンが83年に登場しており、怖いお兄さんの住家であるゲーセン
に行かなくても平和なお家で遊べるようになっていたんです。
1986年(S61年)26573
1987年(S62年)25435
1988年(S63年)23616
1989年(H元年)21929
1990年(H2年)20803
1991年(H3年)19812
1992年(H4年)19540
1993年(H5年)19766
1994年(H6年)19406

当然↑の様にゲーセンに行く人は減り、店舗数も年々減少していきました。

パチンコ屋の減少ちょっと違うのは
単純に家がゲーセン代わりになったからなんですね。
ゲーセンのゲームがクソだから、行かねえ!ではなかったみたいです。

パチンコスロットもオンラインで実機が打てて、リアルマネーが使えたら
さらに実店舗は減るってことかもしれません。ていうかサミタ頑張れ。

1992年→1993年に奇跡的に増えてるけど・・・?

タイトルにあるように、
日本でe-sportsと言えば私は、格闘ゲームが真っ先に思い浮かびました。

というのも2018年に入ってから
NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」にギネスにも載った梅原大吾氏が出演したり、
TBS「情熱大陸」にevo2017ストⅤ部門覇者のときど氏が出演したり、
格闘ゲームを知らない人にも知られているんですね。

さて減少傾向にあったゲーセンですが92年→93年で一時的に増えているんです。
増えるという事は、爆発的に何かが流行った事は予想できます。

そこで 火をつけたのは先ほど紹介したプロ格ゲーマーがプレイしている
シリーズのご先祖様にあたるカプコンのストリートファイターⅡ
が1991年に登場し、翌年のストⅡダッシュで完全な社会現象となったのです。

その後SNKが餓狼伝説シリーズをはじめ類似格ゲーが登場して
格闘ゲームが大流行していきました。

当時は

「(田舎の小さな)スーパーにネオジオの筐体があった。」
「駄菓子屋に筐体があった。」

なんてのは当たり前だったのです。

今なら、店の脇にガチャガチャくらいは置いてると思いますが
ゲーム機が1台 ドカッ!と置いてるくらい流行っていたんです。

一時的に店舗が増えたのは異常に儲かったのが大きい?

92年~93年の一時的なゲーセン復活の要因が格ゲーなのは間違いないでしょう。

対戦格闘は負けると
100円があっという間になくなるクセに悔しくてまたやっちゃう。

「ああ!やっと必殺技が出たのに負けた!もう1回!」

じゃあ 格ゲー以前はどうだったか?
シューティングゲーや一人用アクションが主体で
よっぽどひどくない限り100円で数分は遊べる保障がありました。

お店 「100円の回転率が圧倒的な格ゲー最高!」

だったんですね。

あとは
ゲームセンター専用店が増えたというより
SNKの筐体が、至る所に置いてあったのもそれに含まれるので
仮に、一般的なゲーセン自体は減っていても、プラスマイナスで増えた方が
多かったって事なのでしょう。
(専門店が増えたかどうかまでは、調査できなかったのは残念。
分かれば、追記していきます。)

93年以降は数百店舗レベルで減少

93年から年平均600店舗減少して25年経った現在
2017年4381軒

となっています。

いくらe-sportsが盛り上がっても、考えて見たら
ゲーセンにあるゲームを使ってるわけじゃないので
そりゃそうだよね。って事は分かりました。

今後ゲーセンが増える事はある?ない?

よっぽど凄いゲームが開発されない限りは無理かなと思います。
それと、お店が凄い儲かるくらいの何かが無い限りは、厳しいでしょうね。

ただ、ゲーセンってあの雰囲気が良いんです。
同じゲームが好きな人が共有できる空間ってなんか良いんですよ。

例えば

モンハンを友達の家に集まってやるのと、ネットでやるの
どっちが面白いか比較してみてください。これってゲーセンに行くのと
ネットで対戦するのって結構似てると思うんですよね。
圧倒的に友達の家モンハンが最高でありゲーセンに行くのも最高になります。

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